キムチだけじゃなく韓国料理で欠かせないのが唐辛子です。
一般家庭でいちばん多く使われてるのが調味用の細かい唐辛子と言われています。
しかし韓国料理屋とキムチ作りに主に使われてるのは粗挽きの唐辛子です。
お店ではなぜ調味用ではなく粗挽きを使うのでしょうか?
今回の記事では、キムチ作りだけじゃなく調味料として使う時も参考になる唐辛子の使い分け方法についてご説明いたします。
韓国スパーなどで目にするのが粗挽き唐辛子と調味用の2種類です。
2種類と言いましたが、正確に言えばこの二つは同じものです。
ただ粗いか細かいかの違いで、挽き方が違うだけです。
ところがこの挽き方の違いで見た目と味の違いが出てきて使い分けをする必要があります。
一般的に粗挽きと言われる粗い物と調味用と言われる細かい物の2種類があります。
では、どこにどうやって使い分けるかみてみましょう。
粗挽き唐辛子と調味用唐辛子の違い
粗挽き唐辛子
・キムチ 6~9割
キムチ作りに主に使うのは粗挽き唐辛子で、人によって違いはありますが、6~9割くらいの比率で粗挽き唐辛子を使います。
もし白菜キムチを作る時二つの割合を反対にしたらどうなると思いますか?
調味用の唐辛子を多めに使うとノリのようにどろっとして作りにくくなりますし、唐辛子の味が強すぎて他の味を感じれなくなります。
・スープ
カルビスープなどあっさりしたスープに使います。
調味用は唐辛子の味をよりストレートで伝わるため素材本来の風味を損なう恐れがあります。
・炒めもの 8~9割
キムチ作りにも通用する話ですが、粗挽き唐辛子の方が水分の吸収率が高く、炒めた後ベタベタしない炒めものに仕上がります。
調味用唐辛子
・キムチ 1~3割
キムチに使う時は色を出すくらいで少なめに使います。
・スープ
コチュジャンの代わりにもなり、味の濃いどろっとしたスープやチゲに使います。
・炒めもの
炒めものに使うと料理全体が赤くなることがあり、あまり使わない。
素材の味がほやけて本来の味が薄れることがあるので、少量使います。
以上違いを説明しましたが、お分かりでしょうか?
唐辛子の使い分けができると料理の腕が上がると思いますので、実践してみてください。
それでは、今日も美味しい一日を!
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