皆さん、アンニョンハセヨ!
韓国では、一般的に知られている白菜キムチ、カクテキ、オイキムチ以外にもいろんなキムチがありますが・・・
もしかしトンチミはどんなキムチか知っていますか?
では、トンチミを食べたことがありますか?
今回は、「トンチミとは何か?」について探りたいと思います。
分かりやすく言いますと大根で作る水キムチのことです。
*ムルキムチというのは、スープのようにその汁も飲むために作るキムチを言います。
トンチミは漢字で書くと冬沈(トンチム)です。
漢字を解きますと冬のキムチという意味になります。
トンチミは具(大根)を食べる為でもありますが、その汁を飲むために作ると言っても過言ではありません。
では、トンチミの汁はどのように使われいるでしょうか?
一般的な冷製スープのようにそのまま飲むこともできますし、他の出汁と合わせて冷麺や素麺のスープとしても使えます。
特に韓国では、冷麺と言えばトンチミを思い出す人が多いと思います。
冷麺の発祥地は北朝鮮の平壌で、平壌の名物が冷麺です。
その平壌冷麺のスープに使われるのがトンチミの汁です。
北朝鮮のキムチの特徴は、寒い気候によって唐辛子とアミの塩辛、イワシのエキスなどを少なめに使うところです。
その反面、普通の白菜キムチも材料が浸かるくらい水(または出汁)を入れるのが韓国のキムチと違います。
トンチミの汁だけじゃなく、普通のキムチの汁も冷麺のスープで使われているようです。
* ちなみに言いますと自宅で北朝鮮式のキムチを再現したことがあります。 それをキムチ専用の冷蔵庫で数か月熟成させ、冷麺を作ったことがありますが、とても美味しかったです。
トンチミの汁で冷麺を作る時は、トンチミの汁だけでも作れますし、お肉で取った出汁と合わせるのもできます。
冷麺の話が多くなりましたが、トンチミの汁は乳酸菌がたくさん入っていて体にいいことと消化を助ける成分も入っていて消化促進の効果もあります。
次回は、簡単ですぐ作れる「夏トンチミの作り方」をご紹介します。
お楽しみに!
それでは、美味しい一日を!
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