渋谷、それは東京を代表する煌びやかな街。
しかし、その輝きの裏には、知る人ぞ知る隠れ家が息づいています。
その一つが、私が偶然見つけた「半地下酒場」です。
友人のコンサート後、ふとした足取りが導いたのは、渋谷駅から少し離れた半地下の隠れ家。
立地の悪さを補うほどの活気に、初めてその場所を訪れた夜、強く心を惹かれたのを覚えています。
隠れ家への道
その日は18時頃、原宿での用事を終え、ナビを頼りに半地下酒場を目指しました。
店の名の通り、半地下にあるその場所は、ナビを見ていても通り過ぎてしまいそうなほど控えめな存在感。
しかし、その控えめさが逆に、隠れ家への期待を高めていきます。
素敵な出迎え
店内に足を踏み入れると、まるで串カツ田中の洒落たバージョンのような雰囲気が広がっていました。
レトロ感のある懐かしい内装で、暖かい照明が心地よい空間を作り出しています。
そして、ビールと「半地下煮込み」で乾杯。
一日の疲れを癒す最高のスタートです。
半地下酒場オリジナルグラスの魅力
ここで驚かされたのが、半地下酒場オリジナルのグラス。
シンプルながらも洗練されたデザインは、手に取るだけで気分が上がります。
「ほしい」と心から思わせるアイテムです。
そして、そんなグラスをはじめとしたオリジナルグッズの販売も行っています。
ファン心をくすぐる心配りが嬉しいですね。
ユニークで遊び心のある料理の宝庫
食べ物に関しても、半地下酒場は決して妥協しません。
特に目を引いたのは、東北フェア中の「仙台名物!ネギ塩牛タン焼き」。
ジューシーで香ばしい牛タンに、ネギ塩が絶妙にマッチしており、箸が止まらないほどです。
また、「ザ・焼売」は、そのネームから期待が高まるメニューでさっそく注文しました。
海老焼売、チーズ焼売、山椒焼売、チーズ焼売の4種類あります。
食べやすい一口サイズで肉汁溢れる肉の旨味と優しく包み込む皮の食感が絶妙。
シンプルながらも、その味わいは深く、ビールとの相性も抜群で、酒が進みます。
「肉味噌もやし」は、シンプルながらも食欲をそそる一品。
肉味噌のコク深い味わいと、シャキシャキとしたもやしの食感が、箸休めにも最適。
一般的な太めのもやしではなく豆もやしを使うこちらの料理は、食べ始めたら止まらない、やみつきになること間違いなしです。
「プリプリ海老マヨ」は、甘みと食感が特徴のプリプリした海老を、特製のマヨネーズで絡めた一品。
海老の旨味とマヨネーズのまろやかさが絶妙にマッチし、お酒のお供にも、食事の一部としても、その存在感を放ちます。
「タコとアボガドのバジルソース和え」は、一風変わった和洋折衷の逸品。
タコの弾力とアボガドのクリーミーな食感がベースで、バジルソースの爽やかな香りが食欲を刺激します。
見た目にも色鮮やかで、テーブルを華やかに彩ります。
渋谷の喧騒を忘れさせてくれる、そんな半地下酒場。
一度足を踏み入れれば、その魅力に繰り返し訪れたくなること間違いなしです。
次回はあなたも、この隠れ家の扉を開けてみてはいかがでしょうか。
あなたもきっと、半地下酒場のファンになるはずです。
渋谷 半地下酒場 ・東京都渋谷区道玄坂2-13-5 ハーベストビル 1F 「神泉駅」から徒歩約3分 「渋谷駅」から徒歩約5分 ・03-6416-4631
・営業時間
月~木/16:00~25:00
金/16:00~29:00
土/15:00~29:00
日/15:00~24:00
・定休日 第二火曜日
それでは、今日も美味しい一日を!
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