アンニョンハセヨ、キムチ王子です。
今日は、寒い冬に嬉しいSHINCHŌN CAFĒの温かな新メニューをご紹介します。
まず中身を見てみますと3種類の韓国のお餅と新大久保でも流行っている薬菓(ヤックァ)、「峰屋」の食パンを組み合わせた物になります。
「3種の韓国餅と食パンのせいろ蒸し」と名付けましたが、寒い日にぴったりの心も体も温まる逸品です。
こちらの新メニューは6月から企画が始まり、ようやく発売することができました。
このメニューが生まれるまでの過程をシェアさせて頂きます。
せいろ蒸はシンプルに素材本来の味が楽しめる料理のため、何か変化を加えることができず食材の味が大事ですね。
まずせいろ蒸に合う美味しい食パン探しから始めました。
いちばん最初にコンタクトを取ろうとしたのがハンバーガーのバンズの名店【峰屋】さんでした。
しかしお店に行っても会うことができず、電話しても素っ気ない返事ばかりでした。
それで他のパン屋さんとコンタクトを取りながら試作を重ねていました。
企画初期は、食パンだけにしようと思っていましたが、食パンだけだと新大久保にいる韓国カフェなのに韓国らしさがないことに気づきました。
それで韓国餅と食パンを組み合わせることにしました。
ですが、厚めの食パンとお餅を一緒に蒸すとそれぞれの出来上がりの時間が違い、そのベストタイミングを掴むために試作を重ねました。
そんな10月の末頃のある日、6月から月一でお尋ねし5回目にしてようやく峰屋さんの社長にお会いすることができました。
電話では素っ気ない返事ばかりだったのに気さくな方で、話がトントン拍子で決まってせいろ蒸用の食パンを作っていただくことになりました。
名店と言われるだけあって峰屋さんのパンは美味しく、せいろ蒸にピッタリ!
それでWinter Menuが完成しました。
こちらのメニューは、まずその見た目からしてホッとされます。
熱々の蒸篭をテーブルに運ばれると、ふわっと立ちのぼる湯気と共に、優しい韓国餅の甘い香りが周囲に広がります。
せいろの蓋を開けた瞬間、韓国餅の3つの異なる色合いが目にも美しく、食欲をそそります。
お餅だけじゃなく新大久保でも流行っている薬菓(ヤックァ)も入っています。
冷たいヤックァでは味わえない温かいヤックァでしか味わえないもっちりした食感と香りをお楽しみいただけます。
蒸し器には水を使いましたが、微妙に水臭さが残りました。
それを改善するため玄米茶を入れて水臭さを抑えました。
SHINCHŌN CAFĒは、この冬メニューでまた一つ、お客様の心に残る思い出になる味を創造しました。
寒い日のお茶の時間に、この温かい蒸篭を囲んで、大切な人との会話を楽しむ。
そんな幸せなひとときを提供させていただきます。
改装工事が終わる12月21日(木曜日)から始めさせていただきます。
お楽しみに!
韓国屋台おやつカフェ【신촌카페 SHINCHŌN CAFĒ】
東京都新宿区大久保1丁目14-26
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