マキアートとの出会いで広がるコーヒーの世界:イタリア人から学んだ本場の味

記事一覧

アンニョンハセ、キムチ王子です。
今日は、私が最近体験した心温まるエピソードと、新たに発見したコーヒーの楽しみ方をご紹介します。

目次
1.はじめに
2.マキアートとの出会い
3.初めてのマキアート体験
4.イタリアのコーヒー文化を知る
5.エスプレッソ・コンパナの魅力
6.新しい隠れメニューの誕生
7.おわりに

1.はじめに
カフェを経営していると、毎日さまざまなお客様との出会いがあります。

その中でも特に印象的だったのが、ある外国人ご夫婦との出会いです。
彼らとの交流を通じて、コーヒーの新たな魅力を発見することができました。

2.マキアートとの出会い
ある日の朝、60代くらいの外国人観光客のご夫婦がふらりとお店に入ってこられました。
奥様はアイスアメリカーノを注文され、旦那様は微笑みながら「マキアートが欲しい」とおっしゃいました。
そして、「濃いめのエスプレッソに少量のミルクと砂糖を加えてほしい」とリクエストされました。

正直に言うと、その時の私は「マキアートってキャラメルマキアートのことかな?」と頭の中がハテナでいっぱいでした。


通訳アプリを使ったコミュニケーションだったので少し戸惑いもありましたが、彼の注文通りにエスプレッソに少しのミルクと砂糖を加えた一杯を作り、お渡ししました。

3.初めてのマキアート体験
旦那様がその一杯をとても満足そうに味わっている姿を見て、私も「一体どんな味がするんだろう?」と興味が湧いてきました。
 その後すぐ、自分でも同じものを作って試してみることにしました。

エスプレッソに少量のミルクと砂糖を加えて一口飲んだ瞬間、その豊かな風味に驚きました!

韓国でエスプレッソ専門店が流行していると聞いて、以前、エスプレッソをそのまま飲んでみたことがありましたが、その時は苦すぎて正直楽しめませんでした。
でも、このマキアートはエスプレッソの深い香りとコクをしっかり感じつつ、ミルクと砂糖が絶妙なバランスで調和していて、とても飲みやすかったのです。

4.イタリアのコーヒー文化を知る
お礼を伝えると、旦那様は目を輝かせながら教えてくれました。
「イタリアではアイスアメリカーノのようなものは飲まないんだ。あれは本当のコーヒーじゃないよ」と。

イタリアでは、コーヒーは生活の一部であり、文化そのものだそうです。
特にエスプレッソは「短く、強く、熱く」が基本。

朝はカプチーノやカフェラテで一日を始め、午後になるとエスプレッソやマキアートのような濃厚な一杯をさっと飲むのが習慣だとか。
立ち飲みで一気に味わうスタイルが主流で、長時間かけて飲むアイスアメリカーノはあまり好まれないそうです。

5.エスプレッソ・コンパナの魅力

この出会いをきっかけに、スタッフとも話し合い「マキアート」についてさらに調べてみました。
その中で、スタッフから「エスプレッソ・コンパナ」もおすすめだと教えてもらいました。
これは、エスプレッソにホイップクリームを乗せたシンプルなドリンクです。

さっそく試してみると、これもまた驚くほど美味しい!

クリーミーなホイップがエスプレッソの苦味をやわらげてくれます。
少し砂糖を加えるとさらにまろやかになり、新たなコーヒーの楽しみ方を発見しました。

6.新しい隠れメニューの誕生
この素敵な経験から、当店でもマキアートとエスプレッソ・コンパナを「隠れメニュー」として提供することにしました。

エスプレッソをベースにしたシンプルな一杯ですが、それぞれに個性的な魅力があります。
エスプレッソの深い味わいを楽しみつつ、少し苦手な方にも楽しんでいただけるメニューだと思います。

7.おわりに
コーヒーにはまだまだ知らない世界がたくさんあります。
新しい味との出会いは、日常に小さな驚きと喜びをもたらしてくれます。

次回ご来店の際は、ぜひこの新しい隠れメニューをお試しください。
エスプレッソの新たな魅力に出会い、あなたのコーヒータイムがより特別なものになると思います。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました